〜次の日の昼〜
時間を見る
昨日の事を思い出す
昨日のことを思い出していると何故か、涙が込み上げてきそうになった。
それをころ💙は一生懸命堪えた。
心の中で『自分は大丈夫』と言い聞かせるようにして……
そう言ってころ💙は家を出た。
周りから見ると普通だが、ころ💙は自分で分かっていた、
ホントの笑顔じゃないことに...。
少し遠出をした後ー
ガチャ
ー帰宅ー
荷物を置き風呂を済ませて、ベットに寝転んだ。
何故かふとそう呟いていた。
確かに2人はころ💙が小学一年生で、さと💗が小学2年生の頃からずっと一緒に居た。
〜回想〜
そう言うととても明るい笑顔で笑った
初対面の人と話す事が苦手だったころ💙は怖がりながらも、
一生懸命挨拶をした
これが2人の出会いで初めて話をした日だった。
〜回想終了〜
思い出すと自然に笑みがこぼれた。
その日僕は恋というものを知った。
それと同時に失恋というのも知った...。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。