この人はころん先生。
僕の担任であり
僕の初恋の人だ___
----------------
いつものように僕はころん先生と話をしていた。
聞いた時はすごく意外だった。
ころん先生はすごく顔が整っている。
いわゆる
"人生勝ち組"
だ。
なんだ!僕にもまだ希望あるじゃん!
その時だった
ころん先生に好きな人!?
そっか!ころん先生に好きな人!!
幸せになって欲しいな……。
だけど
胸が痛い
そんな嬉しそうに言わないでよ……。
この感情はなんだ?
それは。
あなたです___
胸が痛い。
この好きの感情は僕の心に留めておこう。
ころん先生が幸せになれるように。
僕が報われることなんてないんだから。
大好き"でした"
ころん先生__。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。