ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ピピピ…ピピピ…ピピピピピピピピピピヒ((カチ
-----------------------------------------------------------------------------------
歴史の先生「その呼び方辞めないか。伏見」
歴史の先生「俺に答えられる範囲なら」
歴史の先生「あぁ、知っているのか?最近は知ってる人も少なくなってきてるからな」
歴史の先生「あるぞ」
それは___
あの後には続きがあるんだ。
ある湖に囲まれた小さな村の人達は神様に社を与えた。
神達はその代わりに村を守ると言ったんだ。
だから、村の橋の4か所。そして村の真ん中に社を建てた。
そんな中、神達に恋心を持つ少年たちがいた。そして、神も少年たちのことが好きだった。神達と少年達はめでたく恋人同士に、村のみなからも祝福され、幸せな日々を送っていた。
それから数年後。また戦争が起こり
神達は必死に村人と愛する人を守った。けれど結果は敗北。村人と愛する者は亡くなってしまった。
そして、神達は愛するものが無くなったことにより、悲しみに覆われながら泡になって消えてしまったんだ。
だが、村人の中に数人の生存者がおり、今もその血を引いてるものはいるとされている
歴史の先生「正確には、消えたの方が正しいな」
ガラ…ピシャッ
「任務完了致しました。」
「ナナイロ様。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。