オムツ替えが終わった時。
近くに置いてあったあなたのネックレスに興味津々。
しかもそれを取ろうとするスニョン。
触る程度なら問題ないか。
周りのものに興味を持つ年頃らしいし…
そう思って見守ってたら
カツンッ
棚の角にぶつけで飾りのダイヤモンドが
取れてしまった。
壊しちゃったよ…
スニョンもちょっとまずさを感じたのか
顔色を伺ってくる。
どうしよう、これ。
やばくないか。
……くっつかない。
ブツブツ言ってたらスニョンが大泣き。
お腹すいたのかな、なんか作んないと。
でもネックレスもスニョンも放っておく訳には…
そしてスニョンをおぶってご飯を作る。
そう言えばあなたが、スニョンはとっとこハム太郎の歌が好きって言ってたような…
歌えば泣き止むかな。
やばい、めっちゃポケーっとしてる。
滑った?え?赤ちゃん相手でも滑るの?
ゆっくり口角が上がるスニョン。
良かった、機嫌直してくれた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。