シルクside
ぺけたんが無事に出かけたのかマサイが編集部屋にやってくる
これだけはどうしても他のメンバーには聞けないなぜなら。。。
チャンスはいくらでもあった
でも結局勇気が出なかった上に雰囲気を作れなかった
俺はもっとモトキに触れたい
近くで感じたいんだ
モトキside
シルクが編集でリビングにいない今、俺はダーマとザカオにシルクとの初夜について相談していた
ちなみにダホちゃんは爆睡してますw
正直言うと、シルクに抱いて欲しい
でもよくわからない壁があって結局何もできないままだった
ダーマがボソッとそう言った
俺はダーマの顔が見れなかった
ダーマがぺけたんのことを好きだと言うことを知っていたからだ
ぺけたんがマサイと付き合う前、よく相談に乗っていた
2人が付き合うって俺たちに報告しにきた時に少し苦しそうだったけど笑顔でおめでとうと言っていた
たぶん、今でもぺけたんのことが好きなんだろうなぁ
ダーマside
モトキの相談に乗っている時につい本音が出てしまった
俺は高校の時からぺけたんのことが恋愛対象として好きだ
2人が報告しにきた時は必死に笑って祝ったけど、家に帰ってから号泣した
回想
俺は泣きながら部屋の壁を殴った
回想終わり
大袈裟かも思われるかもしれないけどそれだけ俺はあいつに惚れてたんだ
それは今も変わらない
時々思う、もし俺がもっと早く告白してたらぺけは俺の物だったかもしれないって。。。
そう言いながらザカオはスピーカーにしてぺけたんに電話をかけた
電話から聞こえてきたぺけの声はとても弱々しかった
すると突然、金属音が鳴り響いた
それと共に悲鳴も聞こえてきた
ぺけからの応答はない
ぺけに何かあったのは明らかだった
一体何が。。。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!