台風の夜、うちの家族に押し切られて
泊まることになった無一郎は、
わたしの部屋にお布団を敷いた。
家族は…みんな寝た…かな??
ゴオオオ
外はまだ嵐で、窓が揺れている。
布団の向こうから、
無一郎がじっ…と見てる。
無一郎がわたしの布団にもぐりこんだ。
…と同時に手が伸びてくる。
無一郎が、体を後ろから
ぴったりくっつけて、
わたしの胸をもんでる。
おしりのとこに
無一郎の…硬い感触…がある。
無一郎が、わたしのパジャマを
パンツごと下ろすと、
太もものすきまに
硬くなったモノ…を差し込んだ。
わたしの大事なところも
外側がこすれて、なんだかじんじんして…。
必死にガマンしないと、
声が出そう…。
無一郎は、わたしの太ももに出した。
ティッシュでふきとってくれた。
家のゴミ箱に捨てらんないやつ…。
無一郎は指をそっと入れると
中でかき回す。
わたしはすでに、
ものすごくえっちな気持ちだったから、
無一郎の指に、すごく感じちゃって…
ヘンな感じ…熱い…。
ああ…わたしが素直だと
無一郎も素直なんだな…。
無一郎の指の動きが早くなる。
いつもと違って、
瞬間的にビクッてなって震えた。
もしかして、これが
“イク”ってやつ!!??
お母さんがトイレに起きる気配がして、
無一郎は急いで布団に戻った。
気がつくと無一郎は、
静かに寝息を立てていた。
試しに、ほっぺをツン…てしたけど
全然起きなかった。
無一郎にさわられた場所が
まだ熱くじんじんしてた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。