_あなたside_
私と莉夢ちゃんは教室に移動し、
今は2人で話しています。
なんか莉夢ちゃんと話しているとクラスの人の視線が痛いのだが…
まぁ莉夢ちゃんは人気者だし、しょうがないか。
でもいつか誰かが私の事いじめてきそうで怖いな…
例えば朝私のこと悪く言ってた人とか。
さっきは謝ってくれたけど、いつか嫌がらせとかしてきそうだし…
はぁ…莉夢ちゃんの笑顔可愛いすぎな…
もう嫌なことなんて忘れちゃいそうだよ。
もうマイナスなことを考えるのは止めよう。
↑(直ぐに気が変わる人)
と思っていると…
と三里が気づかないうちに私の傍に来ていた。
どうやら論も一緒のようだ。
皆といると楽しいなぁ…
"この日常がずっと続けば良いのに…"
このときの私は、なんて"夢みたいなこと"を考えていたのだろう…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。