_あなたside_
クラス一同 [おはようございます!]
モブ [なんだなんだ?]
モブ [また莉夢ちゃんみたいに可愛い子が来るとか!?]
モブ [それはないでしょ。てかアンタは女子に目がありすぎだわw]
モブ一部 [え~…]
なんか凄く悲しそうにしてるな…
まぁ流石に2回連続転校生が来ることなんて滅多にないからね。
先生がそう言った途端に、
クラスが一気に静まり返った。
[ [ [ [ [ はぁ!? ] ] ] ] ]
モブ [なんでだよ! ずっと休みで良かったのに!]
モブ [マジか~… めっちゃテンション下がるわ。]
モブ [今日は友達とカフェ行く予定だったのに…]
どうやらクラスのほとんどの人が嫌がってるみたい。
まぁ私は嬉しいんだけどね…
私は"美術部"に所属している。
運動が苦手だけど、絵を描くこととかは好きだったからこの部活に入った。
部活の時は一番心が落ち着くんだよね…
突然論に話しかけられた。
この様子だと段々気まずい感じは
失くなってきてるみたい。
良かった……
論に"無邪気"な笑顔を見せられた瞬間、
一瞬心が(ドキッ)とした。
その子供っぽく笑うところ、
昔から変わらないよね…
最近論の仕草にドキドキしてしまうことがある。
こんな感情持ってしまうなんて…
やっぱり私… なんか可笑しいや。
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アンケート
部活動の話に進んでも良いですか?
○
83%
学校の風景も書いて~汗
17%
投票数: 398票
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。