_論side_
今日は凄く思い出に残る良い日になったな…
ちゃんと素直になれてよかった…
まぁ三里がいるときはあまり素直になれなかったけど。
やっぱりあなたは、
"昔の頃"の僕の方が好きなのかな…?
そのせいか今日は顔真っ赤にしてたときあったし。
いつもはあんな顔滅多にしないのに…
あなたの心を掴めるんだったら、ずっと今日のままの姿でいたいつもりだけど…
僕は"不良"のままじゃなくちゃダメなんだよ…
そうじゃないと、あなたを○○○○ができない。
だから僕は怖い性格を無理矢理つくって、あなた以外の奴には心を開かないようにしている。
"あの日"みたいな目には二度と合ってほしくない…
今日はあなたを少しでも意識させるためにこの姿でいるけど、月曜日からはちゃんと元通りの僕でいないと…
でも僕…なんであなたにはあんな事したんだろう…///
三里に照れているあなたを見て、凄く嫉妬したのは分かるんだけど、どうしてあの行動に出たのかは自分でも分からない…
でも…あれがあなたの初めてだったんだよね…?//
それを僕が奪えて凄く嬉しいんだけど…//
なんか僕めっちゃ照れてるけど、別に変態って訳じゃないからね!?
好きな人の事を考えると、ついドキドキしちゃうじゃん?
あなたが少しずつでも僕のことを意識してくれたらいいのに……
なんてね。
あなたを○○○○も勿論重視するけど、
これからは"恋"ってやつの方も…
少しずつ発展させていきたいな…
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!