_あなたside_
三時間目、四時間目と授業を受けていき、
昼食の時間が来ました。← (雑とか言わんで…)
といつも通り三里に誘われた。
もうこれが日課になりつつあるw
と三里に返事をしていると、論に話しかけられた。
どうやら今日も論が一緒らしい。
ってか照れてんの可愛すぎな…!
そういえば莉夢ちゃんはどうしてるんだろう…?
と思い前の席を見てみると、
多くの人が莉夢ちゃんの席の前を通りかかり、
(チラチラ)と莉夢ちゃんの事を見ていた。
皆莉夢ちゃんと一緒に食べたいんだろうな…
分かるよ。だって莉夢ちゃんは尊いもん…
でも皆誘わないんだったら、
私が誘っても良いよね?
三里に呼び止められた気がしたけど、私は莉夢ちゃんに話しかけるのに必死で頭に入ってこなかった。
というか莉夢ちゃん急に話しかけられて驚いてる。
可愛いなw
なんかクラスの人達の視線が痛いぞ?
いや貴方達が誘わないのが悪いんでしょうが…!
私は気にせず莉夢ちゃんを連れて
2人の元へと向かった。
そう言って論は莉夢ちゃんを睨み付けた。
やっぱり莉夢ちゃん驚いちゃってるし…
全く、論が怖いことするから…!
何だコイツ…
急に子供みたいな可愛い発言しやがって…//
というかまた頭撫でないといけないのかよ…!
何ということだ…!
私は莉夢ちゃんを待たせてしまった…
そして私達4人は副教室へと移動した。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。