⚠️(今回非常に駄作で内容が分かりづらいです。
ご注意下さい。) by 主
_論side_
ヤバイ… あなたと"間接キス"しちゃったよ…//
まさか映画館で本当にこういうことが
起こるとは思ってなかった…
まぁでも僕"花見"の時に一回あなたと
"本物"のヤツやったし?
そこまで恥ずかしがることでもないか。
と思いつつもやはり少し顔が赤くなってしまう…
そういえばもう映画が始まってるんだった…!
実は僕がこの映画を選んだのには理由がある。
好きで選んだわけじゃないからね!?//
この映画でメインとなる2人の人物の性格が……
僕達とほとんどそっくりなんだよね…
"鈍感で幼馴染みの思いに
気づいてくれない女子"と、
"本当は素直に気持ちを伝えたいのに、
いつもそれが出来ないまま終わってしまう男子"
ほら…もう全く同じでしょ?
映画の予告でも見たけど、
この2人の日常がほとんど僕達と似てたし…
だからこの映画を見てあなたが、
"僕達も同じような光景を過ごしている"ということに気づいてくれれば…
少しは僕の気持ちを分かってくれるはずだろう。
きっと映画で2人は結ばれるはずだし。
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_(映画にて)_
蓮 [なぁ京子…]
京 [ん?どうしたの蓮…?]
蓮 [お前さ… なんで他の男とばっかり喋ってるんだよ…]
京 [え…? ただ同級生だから仲良くしてるだけなんだけど…]
蓮 [お前には俺がいるんだから…
仲良くする必要ないだろ!//]
京 [急にそんなこと言ってどうしたの? なんか今日の蓮可笑しくない…?]
蓮 [なんで気づいてくれないんだよ… 馬鹿//]
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うん…もうこれガチで僕達みたいじゃん。
これであなたも少しは気づいたことであろう。
さて… あなたの反応は…?
え…? あなた笑ってるんだけど…!?
何処に笑う要素あったの…?
そして僕達は長い映画を見終わった後、
夕日が町を照らしている中を帰ることとなった。
もう一日が終わろうとしてるのか… 早いな…
そうだ…!
あなたにどうして映画見て笑ってたのか聞かないと!
いやそこで笑ってたのかよ…!
でもキャラの設定を面白がってる時点で、
もうあの映画は"効果が無かった"ってことだよね。
少しは僕の気持ち、気づいてほしかったな…
あんだけ映画のキャラのこと馬鹿にしてたのに、
結局自分も似たような人間だって
ことに気づかないんだ…
あなたはきっと今言った僕の言葉に気づいていないのだろう。
せめて僕がもっと素直にさえなれば、
あなたに気持ちを伝えることが
出来るのかもしれない。
でもそんな難しいこと…
僕に出来る自信なんてないよ…
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!