寄ってきなよ
そういったオッパの一言でテヒョンは今家にいる
お菓子を食べてゲームをして、
だんだんオッパが一人で独占し始めたので放っておいて私の部屋で勉強することにする
クラスメイトの他愛ない話をしながら
笑いあって
久しぶりに楽しかった
ジミナとヨンジェちゃんの話には極力触れないように気をつけながら
ちょっとおい私が触れないようにしてた話題、それ。
テヒョンはなぜかゆっくり私の手を握って
ベットに押し倒してきた
抵抗しようと考える隙もなく
テヒョンの悲しそうに揺れてる瞳がとても引っかかった。
テヒョンはゆっくり近づいて、今度こそ私は少し抵抗したが
テヒョンと口が重なった
テヒョンはゆっくり口を離したあと、
泣き出した
涙をたくさん流しながら
テヒョンは帰って言った
背中はとても小さくて
助けを求めているように見えた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!