五条side
あの日から少し経った日
学長から話があった
高専に特級呪詛師からの果たし状が来たらしい
人手不足すぎると学長は言った
東雲を連れてこい
一瞬全員が固まった気がした
俺たちは普の家に尋ねた
いなかった
もしかしたらあのコンビニか
俺は傑たちにそう伝えコンビニに向かった
あのピンク色の髪が目に入った
普だ
よぉ、話があるんだけど
私は話すことなんてない
大事な話なんだよ
聞いてくれるかな?
聞かない
買おうとしていたカップラーメンを置いて
店を出ようとした
ちょっと待って!
硝子が手を掴んだ
話聞くだけならいいよ
だけどもう着いてこないで
普がきっぱりという
南はずっと黙っている
俺たちは例の特級呪詛師のことを話した
そしたら普は笑って言った
はぁ…あの学長といいあんたたちといい
ホントに都合がいいんだね
今まではいなくても平気だったけど
特級呪詛師が来るからって戦力になってくれってかww
しかもそこのだんまりちゃんだって困るんじゃない?
私が行ったら
ちょっと!
何?
鋭く俺たちを睨みつける
力を貸してくれ 普
嫌よ、私南のこと嫌いだし、
沢山嫌がらせしたもんね
もちろんあんた達もね
仲間だろ?
はぁ?今更仲間ずらしてんじゃないわよ
私のこと裏切ったくせに
え?
?
?
…
どういうこと?
あー…そっか
ごめんごめん 口が滑った
なんでもない
自分は南が嫌いで嫌がらせをしていたと言う普はどこか切ない顔をしていた
そいうことだから
じゃあね
去り際に見えた普の目は赤かった
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