私の耳に数字と感じの羅列が入った。
へぇー。兵長とおんなじくらい!
実は私、調査兵団で友達が欲しかったりする。
もちろん、兵長もハンジさんも団長も話しやすくて優しいけど年が近い友達もいてほしいしな……
あの団長まで私をいじるなんて…………………………………………………
…………………………………
とりあえず104期たちの子に会いに行こう……
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
わーみんなハンジさんのテンションについていけてなさそう(笑)
ハンジさんが挨拶する。
わー短い!
わーもーっと短い!
この流れだと次は私かな?
なんかすごいプレッシャー(笑)
とりあえず挨拶しないと!
あれ?なんか固まっちゃった?
ハンジさんがニヤニヤしてるけどそれもどうして……?
そんなこんなで104期のみんなの自己紹介も終わり、私とみんなは調査兵団の本部、すなわち私達の家へとむかった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
食堂にみんなで集まってまったりしている。
私は仏頂面で椅子に座った兵長のとこに行った。
私は兵長にバックハグするような感じでもたれかかる。
突然後ろから声がした。
顔の整った私より少し背の高い子。
確かエレンは15歳だったはず…
あれ?真っ赤になって固まっちゃったけど……
熱?
まあ本人が大丈夫ならいっか。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
無事、エレンはあなたに落ちましたとさ☆
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!