そもそも、藤川くんは
来てくれるだろうか...
流)なに
貴)藤川くん、!
流)だから、なに?
貴)その、来てくれてありがとう!
流)別に...
早く言ってくれない?
貴)あ、そうだよねごめん
流)...
貴)その、好きです!
大好きです!
流)!!
貴)返事は、大丈夫です
流)なんで?
貴)ふられるのわかってるんで!
流)なんでふられるって
わかるん?
貴)え、だって、
藤川くん私に冷たいから、
好かれてないんだなって、
流)それは、その
なんて言うか俺、好きな人
には冷たくしちゃうから
貴)え、
流)やから、!
ギュッ
貴)ッッ!?
流)あなたちゃんの事、
好き、やねん..///
貴)両想いって事ですか、?
流)そうやで、?
やから、俺から改めて言うな?
藤川くんは私の目の前にたつと
流)好きです、
俺と付き合って下さい、
貴)お願い、します//
こうして、私は彼氏が
出来てしまいました、!
ー家ー
ガチャッ
貴)ただいま〜
凛)あなた〜!
どうだった?
望)...
貴)おっけい、された...
凛)え!!嘘でしょ!?
貴)嘘じゃないよ、?
さっきも一緒に帰ってきたし
連絡先も交換した...
望)やっぱりか、
凛)ちょ、望知ってたの?
望)1回聞いた事あんねん
流星があなたの事好きって
凛)ちょ、とりあえず
部屋いくよ
貴)うん、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!