今は18時。
いつもなら夜ご飯を食べる時間だけど、
この時間を狙って美術館へ行くことにした私達。
そんなマキのおかげで美術館へあることを確かめに。
ちょうど、18時10分にはみんな美術館についた。
この時間だと丁度お客さんも警察官もいないみたい。
私達の作戦は、名付けて「リョウのツボに手がかりはないか探すぞ作戦」
まず、監視カメラを探す。
そしてリョウのツボのまわりでツボを眺めるようにしゃがむ。
監視カメラからは私達の背中しか見えないように調節する。
これで準備完了。
リョウのツボを、
組み立てられるかな。
大きめのカケラは8つ。
しかし大きいカケラ同士がくっつくところはなさそうだった。
私はリョウのツボが載っているページを探した。
私達はどうやら新しい事実をつかんでしまったようだった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。