今、教室にいるのは私と傑だけ
あんなことあったし気まずいな…
昨日のこと
観覧車の中であったことだろう
傑の真剣な目が私を見る
私が五条を好きになる前から、?
それじゃあ
傑に五条が好きって伝えたとき
傑はどんな気持ちだったのだろう
ピタッ と唇に傑の人差し指があたる
「 もう分かってるから 」と言って
傑は悲しそうな顔をした
唇に当てていた手をおろし、 ギュ と手を握る傑
そう言い、傑は恋人繋ぎしてきた
この時は知らなかった____が見てたなんて
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最近、傑ばっかりになってる気がする🙃🙃
オチは五条なので安心してください(?)ッ!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!