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五条side
あれから、1週間がたった
あなたの下の名前はまだ目を覚ましていない
高専からは遠いけど俺は毎日お見舞いに行ってる
今日も花を抱え、病室へと入る
花瓶にあった花をかえて
あなたの下の名前の傍にあるイスに座る
あなたの下の名前の冷たい手を ギュッ と握る
ギュッ と強く手を握り、名前を呼ぶ
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今、
今、少しだけあなたの下の名前の指が動いた気がする
あなたの下の名前の名前を何度も呼ぶ
すると
スーッ とゆっくりあなたの下の名前の目が開いていく
あなたの下の名前がこちらを ジーッ と見る
そう言いあなたの下の名前は苦しそうに ニコッ と笑った____
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わぁ、100%だ((
ってことで、出しますッッッ
今日の夕方ぐらいになると思います(多分)←
投票ありがとうございましたッ!🥰💓
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!