最近 じみんの元気がない
それに
〇〇がなんだか
ソワソワしてる
僕にはよそよそしい態度で
変な感じだった
プルプルプル
プルプルプル
〇〇からだった。
じみんが、いなくなったらしい。
もう、2日も帰ってきてないらしい。
俺の家に来るかもしれない。って
俺は、動けなかった。
ピンポーン
〇〇だった、
こんな時なのに
俺は、ドキッとした
〇〇が雨に濡れながら
泣いてた。
抱きしめたかった
1文しか書いていなかった。
"何も知らずに出会いたかった"
じみんが〇〇に書いた手紙も読んだ。
"君といると辛い。"
"大好きだった"
って
じみん。
お前は、何を背負ってたんだ、?
ねぇ。
教えてよ。
何もわかんないよ。
黙ってどこかへ行くなよ。
お前も前世の記憶があるのは分かってた。
でも、何を知ってたのか
何も分からない。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。