学校に着いたとはいえ、グクと一緒のクラス。
私は、ユンギにグクとの出来事を全部話した。
ユンギが 私に言ったその一言はどこか悲しそうだった。何故かは わからない。
わからないのに、私の中のなにかが揺れた。
ユンギSide ))
…俺 嘘つきだな。ごめんな正直に気持ち言えなくて。
本当は、もっと優しい言葉をかけてやりたいのに…
素直にならねぇと、、
もうチャイムが鳴るころなのか、まただ
前もこんなことあったような…
なんてジン先生の声。
なんだか、少し笑えてきそうだった。
こらえてたのに、ユンギが笑った。
ん?
今にも" 好き " と口に出してしまいそうな私。
そんな笑顔を向けたユンギに、私の心臓が ドクンッと脈を打つ。
いつもより早く大きく大袈裟に。
この前からずっと言いたかった言葉。
聞こえてなさそうで後悔してた言葉。
今、素直に言ってもいいか…?
耳が真っ赤で 少しうつむいて言うユンギ。
私まで真っ赤だ。きっと見せられないくらいに
私の中でまた何かが揺れた気がした。
私が返事をした時 同時にチャイムが鳴った。
と……
ジン先生の声とともに
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長くてすみません。
今日はユンギの誕生日!
って、あれ?書いてるあいだに終わってるし…
まぁ、윤기 오빠 センイルチュッカヘ!
おめでとうございましたっ。
以上。今回は、ここまで!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。