静かな仕事場を抜け、私はカフェの隅席に座りスマホを取り出す。
店員))何にされますか?
私))アイスコーヒーで。
店員))かしこまりました。
📱キコン♬∗*゚
✉久しぶり。七斗です。
今日夜空いてる?
七斗...?彼氏かな?
✉️うん。空いてるよ。
戸惑いながらも返事を返す。
✉️良かった。今日サークルのメンバーでご飯どうかなって思ってさ。じゃあ〇〇時に〇〇集合ね。
サークルと聞きつい大声を出してしまった。
だがそんなこと気にせずほかの客はのんびりとくつろいでいる。
✉️分かりました。
時計を見て焦る。私はいつの間にか置かれていたコーヒーを急いで飲んで、慌ただしくカフェを後にした。
カタカタカタカタ...
帰る時間まで後30分!頑張ろ!
あと五分...
後2分...
終わった~٩(๑⃙⃘˙ᵕ˙๑⃙⃘)۶かーえろっと
そう言って私は早足に仕事場を出た。
そして向かった先はもちろん、
オシャレなブティック(服屋)へまっすぐ入った。
オシャレするのは好きだし、きっと七斗って人もイケメンだし...✨
勝手に変な妄想が膨らんでいく。
私は気になった服をいくつか眺め、男子受けが良さそうな服を選んで買った。
≡ \( ˙-˙ )/おうち到着
そして色々準備
(((((*´・ω・)トコトコ
到着
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。