第4話

僕は合わせるよ?
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2021/03/28 08:43
涼「俺はみなとかさつきが多いな」

えっちな小説を見ながらりょうがが言う

三「りょうがは王道やな、攻めだしほとんど」



小「ね、僕たち数字で書かれてるよ、2×6とか」

三「お、こたが攻めか」

清「え?何で分かるん?」

三「左が攻めで右が受けなんよ」

慶「なんでみなとそんなに詳しいの笑」

三「たまたま見つけたんやけど、結構ファンの子が書いてくれててキャラも似せてるからオモロいねん」

涼「あー、思い出した、エゴサーチ。エゴサーチしてて見つけたのね」
今更エゴサーチの意味を思い出すりょうが

さ「確かにみんなの言いそうな事書いてあったりして面白い!」

小「みなちゃん、エゴサーチやめな?また落ち込むよ」

三「大丈夫、それでこれ見つけたし」



さ「僕は全部右側だけど」

慶「さつきは受けしかないって!けいさつ、りょがさつとか普段から右じゃん」

清「俺、受けはないわ」

涼「きよちゃん、いじられキャラだから笑」

清「それとこれは別やん」

さ「きよちゃん、僕とだったら攻めだよニコ」

清「さっちゃんかー笑」

さ「え、きよちゃん笑うとこ?笑」

三「市川くんが右もあって笑える」

慶「え?ムリムリムリ!なんで?」



さ「こた、僕達彼女組だって」
スマホには彼氏組の3人と彼女組の3人の自己紹介文

小「彼女かーまぁ僕はどっちでもいいけどね」

清「どっちでもいいって何やねん笑」
涼「その気になっちゃった?笑」



三「こたはね、結構どっちもあるんよ」

さ「えー意外!しっかりしてるとこファンも分かってるのかな?」

小「僕はさ、基本付き合った人に合わせるタイプだからね」(インライより)

慶「いや、こいつは嫉妬深いタイプだし、自分から突進しそうだもん」



小「フフやっぱり僕が攻めらしいよ?」
こたろうが清春を見つめる

清「や、市川くんには敵わない気がするけど、こたは嫌や」

小「あーーまたこたは嫌って!すぐ言う!」
清春の肩を何度か軽く叩く

清「またって何?」
攻撃されてちょっと歪んだ顔の清春が聞く

小「きよがピアス開ける時も、市川くんに迫るドッキリの時もこたは嫌って言った!」
「僕だけ拒否されるの何?」

慶「そういえば清春、『もう我慢できない、キスして』動画の時もくじ引き前にこたは嫌や、ってつぶやいてたね笑」


小「はぁー?もう怒った!きよこたの営業妨害!」

三「当事者が営業妨害してんの?笑」

涼「基本清春は照れ屋だしね」

さ「だから受けにされちゃう笑」

慶「でも清春はこたろうには強気だかんね、いつも」

清「こたろうは違うねん、こたろうは無理よ」

三「あんたらいっつもくっついてるやん」

清「やけど、こたろうとは演技できんわ、笑ってまう、真剣な顔できひん」

慶「何でだろうねぇ?」
市川くんが清春の顔を覗き込むけど、清春は何も感じていないようだった

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