グク視点__
俺はあのあと、ヒョンから電話がきて俺達がはじめて遊んだあの公園へと足を運ばせた__
するとどこか見覚えのある背中を見つけた__
あれは
あなただ__
でも、なんでここに居るんだろう__
グク「あなた…?」
あなた『……え?グク!』
やっぱりだ……ㅋㅋ
驚き方も昔と全く変わらないな___
実は僕ね__
昔と変わらず君のことが__
好きなんだ……
グク「ところで、なんであなたがここに?」
あなた『え?それはユンギに頼まれて…』
グク「え?俺もなんだけどㅋㅋ」
あなた『そうなんだ…!ㅋㅋ』
うん。やっぱり俺があってきた女性の中であ1番君が僕にとって___
最高の女性だ___
それから俺たちは公園のブランコに座ってしばらく話していた。
あなたが今まで何してきたかとか俺全然分からなかったから新鮮な話がたくさん聞けて凄くいい時間になった___
ねぇ…ユンギヒョン……
僕は本当にこの人のそばにいていいの………?
あなたは多分
ユンギヒョンじゃなきゃダメなのに___
そんなの複雑すぎるよ__
グク「ねぇ、あなた…?」
あなた『ん?な~に~?ㅋㅋ』
グク「あなたは今もユンギヒョンのこと、好き?』
そうやって俺が聞くと
あなた『うん!大好きなの!』って太陽みたいな笑顔で俺の顔を見てくるから俺は凄く自分が嫌になった__
俺はそこまでしてこの子のことを貰おうとはなれない__
ユンギヒョン、お願いだから
あなたにこんな顔をさせないで___
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。