夏喜side
はい、ただいま大好きな人と2人っきりの空間です。
ヤバい、早く目覚まして?俺の理性が保てなくなる//
それにしても可愛い寝顔だな…
規則正しく呼吸しているあなたを見てホッとした。
でも、本当に心臓止まりかけた。
あなたが倒れただなんて亜嵐さんに言われたから。
ふと気づいた。あなたの鞄めっちゃ重いw何が入ってんだろ?
ホントは女の人の鞄なんて覗いちゃダメだけど、今だけ、許してください…
にしてもホントに荷物が多い…
大きいポーチに化粧品にファンレターにスケジュール帳…あとは…スイーツにアクセサリー?
やっぱり、そうだったか…
俺は電話を切ったあと、あなたの家の冷蔵庫を開けてケーキ類を入れ始めた。
にしても,ホントに多い。
すると、すぐに既読がついた。
そして、お粥を作っている間にインターホンが鳴った。澤夏くんだ。もうお粥は大丈夫そうだったから、火を切り、玄関に行った。
俺は再び、料理を再開した。そしてあなたの部屋に向かった。
夏喜の目から涙が流れ、あなたの肌に雫のように垂れる。
そして、俺は家を出て、自宅に戻った。
そして外泊用の荷物を用意して,再びあなたの家に行った。
そんなわけで最後の最後まであなたさんにドキドキさせられっぱなしの夏喜くんでした!!
次回!2人っきりの夜、夏喜くんとあなたさんはどうなる!?看病のpart2です!
次回もお楽しみに!!
これからも応援よろしくお願いします!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!