それじゃあ最初から…
私の家は広かった。
お父さんの家系が会社の社長だったからだ。
それもまぁ有名な会社で裕福だった。
お父さん!お母さん!ダッ
あぁ!いけませんあなた様!
転んでしまいます!
あなたか!かわいいなぁ!
きゃはは!
ふふふ
幸せだった。
でもその幸せは3歳までだった。
あなた?どうしたんだ?
やだ…!そっちは怖いのがいる!
!!
何もいないじゃないか
怖いのがいるの!
うわぁぁん!!
よしよし…大丈夫よ
私に呪いが見えるようになったのだ。
それからだった。
我が子ながら気持ち悪いくらいだ…!
蔵にでも…閉じ込めておいてくれ!!
私は見捨てられた。
そんな私とずっと一緒に居てくれたのは、
お母さんと使用人の鈴音ちゃんだった。
私はその2人と屋敷と少し離れたところにある敷地内の蔵で過ごした。
おはようございますあなた様
朝ごはんの準備が出来ていますよ
鈴音ちゃんはふわふわしていて
とても優しくて
ごめんねあなた…お父さんに呼ばれてるの
うん
私があなた様と一緒にいますので安心してください
ずっと一緒に居てくれた。
お母さんも優しかった。
私が呪いが見えるのはお母さんの遺伝らしい。
お母さんの家系は神社の神主だった。
私を蔵に幽閉してから
お母さんとお父さんの関係は悪化していた。
あなた様、今日は美味しいお菓子を作ってみました!食べますか?
食べるー!
奥様も食べません?
いいの?
もちろんですよ!
鈴音ちゃんも食べよ!
そうね、鈴音ちゃんも食べましょう?
私は使用人ですし大丈夫ですよ?
一緒に食べたいの!
ではお言葉に甘えて…
3人で鈴音ちゃんの作ってくれたクッキーを食べている時だった。
ドゴォォォン!!
ビクッ!!
何の音!?
私が確認してまいります!!
危ないかもしれないから行かないで!!
ッですが!
怖いよぉ…ポロポロ
大丈夫よ、お母さんと鈴音ちゃんが居るからね
うん…グスッ
バキバキッ!!…
ッ!!
ば…化け物!!
あ…ぁかいろ…すぅき…ぃです…かぁ…?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はいきったー
ども作者です!ということで(←どういうことだよ)今回から過去編に入ります!
閲覧ありがとうございました!
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