屋敷に戻って数時間後のことだった
私は一気に寒気がした…
その手紙には
想像を絶する悲劇が待っていた…
あなた
最後に君の顔を見れなくて悲しいよ
ごめんね、ずっと反対してくれていたけど
最後まで君たちと一緒に戦うと決めたから
今回は譲れないよ
後、少しの命を大切にしてほしい
お父さんからの最初で最後の
"願い"だ
嫌だ…
まだちゃんと『ありがとう』
って言えてないから。
『ごめんなさい』も『大好き』も
全然言えてないから…
もっともっと一緒にいたいのに!
お願いだから
欠けないで…!
私が扉を開けたと同時に
バンッ‼︎
私は爆風で飛ばされた、
ちょうど伊黒さんがいた
〜しのぶ目線〜
〜煉獄目線〜
〜時任目線〜
〜宇髄目線〜
〜不死川目線〜
〜冨岡目線〜
〜甘露寺目線〜
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。