(Meguro)
今日は雑誌の撮影がある。
みんなが揃うまで楽屋のソファで待ってたら、
と、俺の隣に座る康二。
こんなにソファ広いのに(笑)
そっけなく返すけど、実はけっこう嬉しかったりするんだよねぇ笑
だって俺は康二の事が好きだから。
勿論、恋愛的な意味で。
だんだんメンバーが集まってきて、賑やかな楽屋で、舘さんがぼそっと
と呟く。そう、今日の雑誌撮影は色気がテーマ。
確かに難しいテーマではある。
そうなんだよねぇ…。
男同士だと難しい。
そんな事を思っていると撮影が始まる。
阿部くんと佐久間くんかららしい。
康二とかラウと喋ってたら、撮影を終えた佐久間くんたちが帰ってきた。
え、どんだけ密着して撮ったのよ。
え、顎クイしたの!?
驚きなんだけど(笑)
ゆり組の二人も、ふっかさんと照くんとラウの三人も撮影を終え、次は俺らの番。
いや、俺が心配してるのは撮れ高の事よりも理性が保てるかどうかだ。
撮影が始まる。
いや、こんなに?笑
今までにないぐらい近いよ?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!