(Sakuma)
ああぁぁああ!!!!
わたくし佐久間、やってしまいました。
どっちに媚薬入れたか忘れたァァァ!!
どうしよ、そろそろめめ帰ってくるよね…。
どっちだっけぇーーー!!!
もうめめ帰ってきたじゃん…。
どうしよ!?
俺があたふたしているうちに、めめは
と、どちらにするか決めてしまっていた。
どうか、めめのグラタンにた媚薬が入っていますように!
味は普通。これは、セーフ?
え、それか俺の味覚がバグってるだけ??
あー、わからないよぉー!!
なんか嫌な予感しかしないんだけどw
40分後…
嫌な予感は的中していた。体が熱く感じる。
そう言い、あぐらをかいて座っている俺にバックハグをしてきためめ。
変な声が出てしまった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!