元彼に弄ばれ友達に裏切られ、先生にも信用されなかった
最悪の中学生活を送った。
卒業しても自分の決断を受け入れてくれない親と、
動画のアンチが多数で 辛い毎日を過ごした。
感情に溺れた私は死のうとも思った。
でも死ぬのは馬鹿げた行動だ。死ぬのは逃避だ。
そう頑張って自分に言いつけ ピークを乗り越えた。
自分を愛せば誰かがいつか愛してくれる。
世間に認められなくても 自分が納得いけばそれでいい。
自分らしく生きるのが一番だ。
そんな事を歌で表す、
若干暗くて、勇気ずける歌。
どうかな
みんなに届いてるかな
届いてたらいいな
そう思いながら曲は歌い終わった。
優しい拍手が部屋を響きわたる。
新しい職業で新しい仲間。
ゆっくりでもいいけど、頑張って変えていく。
そう自分に言いつけた。
何も言わずにカメラを渡して 離れたエイジ。
感想聞きたかったのに
どう思ったのか知りたかったのに
何も言ってくれなかった。
期待はずれじゃった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!