えーっと...こんにちは
はい
初の誘いは凄く嬉しいけど、
てっきりツリメさんかリクヲさんだと
勝手に思っていた。
なんか唐辛子(さん)は背が高いしクールで
気まずい。
ここの定番ラーメン美味しいんですよ
そうなんですか?じゃあそれにしてみます。
そらちぃさん敬語使わなくてもいいですよ
先輩なんですし
えーw無理です
あなたさんに敬語使わないとk...
定番ラーメン三つで
はい!かしこまりました
おいおいw
話しにぜんぜん乗っからず
ポツンと座っている唐辛子。
携帯いじるのは失礼だと思っていて
やってないのかな
てか まだ唐辛子って
あのまだお名前を..
あ
エイジです
あなたです
よろしくお願いします
ぺこりっと
頭を頷いた
エイジさん。
すみませんちょっとトイレ行ってきますね
そう言って残された二人。
こうゆうのなんか苦手。
ラーメンまだですかね
...
...
誰か助けてー
そらちぃさん早く戻ってきてー
この間はすみませんでした
...ん?
彼(カイ)とは長い付き合いのない友達で
あの日が初のお出かけなんです。ツリメとリクヲは
あの日のことならもう大丈夫です
それからちゃんとツリメさんとリクヲさんに話ししたので
そらちぃさんが言うアバンティーズの心臓ってこうゆうことか。
ちゃんと謝ってなくってずーっと心に抱えていたのかな
あの笑いは気まずさを隠すために笑ったんだと思ってまして
すみません なんか自分のモヤモヤを晴らすためだけの行動になりましたね
そう言って優しい目で私を見つめるエイジさん。
ちょっと
ほんのちょっと
ドキっとした。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。