さとみside❁⃘*.゚
ふぅ…言った…!
言ったぞ俺!!よくやった俺!!((
やべー…普通に緊張した…
告白ってこんな緊張するもんなんだな…
こ「あっ!さとみくんいたー!!」
さ「よっころん」
こ「探したんだよ…急に居なくなるから…
ジェルくんとなーくんも探してたよ?」
さ「あーまじかごめん」
こ「てかこんなところで何してたの」
さ「へ?!別に何も?」
いかんいかん動揺して声が裏返ってしまった…
こ「怪しい…明らかに動揺してる…
怪しすぎる…」
さ「あーえっと
実はさっきあなたに告白してきた」
こ「!?!…そっそうなんだ〜!
けっ結果は?」
さ「保留だとさ
だから
ころんも今のうちに言ってこいよ」
こ「な…なんで僕が?別に僕あなたのこと好きじゃないけど?」
さ「お前wwwバレバレなんだよww
ほら早く行ってこいよ」
こ「…さとみくんはいいの?僕があなたに告白して」
さ「別にそれはころんの自由だろ
俺がどうこういう必要はない
だから行ってこい!」
こ「…分かった
さとみくんありがとう!」
そう言ってころんはあなたのところへ走って行ってしまった
正直言ってころんがあなたに告白するなんて俺にとって大ピンチだ
俺よりころんの方があなたと仲良いしな…
もしころんの所にあなたがいってしまったら…俺は今まで通りころんに接することが出来るだろうか
俺はそんなことを考えながらその場を離れた
━━━━━━━━━━━━━━━
ころんside❁⃘*.゚
さとみくんが僕を送りだしてくれてから5分後
僕はやっとあなたを見つけて声をかけた
こ「あなたっ!」
『ころん?やほ』
こ「やほ
唐突なんだけどさとみくんに告白されたって本当?」
『!?な…なんでそのことを…?』
こ「さとみくんから聞いたの
ねぇあなた本当はさとみくんのことどう思ってるの?」
『どうって…自分でも分からない』
こ「…あなたはさ…さとみくんが他の女の子と付き合ったりキスしたりハグしたらどう思う?」
『よく分からないけど…モヤモヤする』
こ「それが答えなんじゃないのかな
あなたはささとみくんのことが好きだと思う」
『私が…?さとみのこと?』
こ「うん!だから早く返事しちゃえば?早くしないと!ほら!さとみくん人気だから!他の女の子にとられちゃうよ?」
『…ころんありがとう
私好きって気持ち分かった気がする
行ってくる…!』
そう言ってあなたは行ってしまった
こんなつもりじゃ…無かったのにな
結局あなたをさとみくんのところにいかせてしまった…
想いぐらい伝えておけばよかった
…後悔してももう遅い
きっと今頃上手くいってるだろう
ポロッ
こ「あれ…?なんで僕泣いてるんだろ…」
いつの間にか僕は大粒の涙を垂らして泣いていた
人目も気にせずに
??「ころんよく頑張ったな」
そう声がして顔を上げるとそこにはジェルくんがいた
ジ「ほらもう泣くのやめい
男やろ?
今日は焼肉でも行くか!俺の奢りや!」
そうジェルくんは言って僕の腕を引っ張って歩きだした
ジェルくんなんだかんだ言って優しいな…僕を励ましてくれている彼をみてよりいっそう涙が出た
ジ「お前…wいつまで泣いとんねんw」
こ「だっだってぇ…僕…僕頑張ったよ…」
ジ「せやな…よしよし」
さよなら僕の恋
おめでとう好きな人
続く━━━━━━━━━━━━━━━
ちょっと最近投稿出来てなくてすみません😭
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!