初めはショックを受けた
自分にこんな力があるなんて
でも、
なんだか、もうどうでもいい気がする
相澤先生と他の先生方に挨拶をし、
根津先生と今後行動や予定など
契約を確認した。
相澤「お前は、1ーAと同じ寮に入ってもらう」
わぁ、寮も大きいな
流石だよ
根津先生が言っていたことを思い出す
「君には、学生と護衛そして、ヒーロー科の学生に戦闘訓練を教えてもらいたい」
貴「その分、給料ははんでもらいますよ」
なんで、あの時あんなこと言ったんだろうか
相澤「どうした」
貴「何もありません」
相澤先生に部屋まで案内され
お礼を言い
荷物を片付けていた。
すると、
あの時壊したはずの仮面が
ダンボールの中に入っていた。
そして、コスチュームデザインのプリントと
仮面を交互に眺める
貴「やっぱり、ヒーローにはなれない」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!