第4話

生きなきゃ_BTS(V)
952
2020/05/03 03:23
오빠オッパ_
今、何処に居ますか?
何をしていますか?



__________________
テヒョン
テヒョン
야!
また、そんな格好してどこに行ってたの!
貴女
貴女
うるさい、アンタには関係ないでしょ!
テヒョン
テヒョン
何言ってんだよ、家族だろ!?
私の家は、たった2人だった。

父と母は私が中学2年生の時に亡くなった。
오빠オッパは高校2年生だった。
父と母がなくなってしまったから、生活の仕様が無かった。


だから오빠オッパは、高校も辞めて仕事に明け暮れていた。
今考えれば、本当に苦労していたと思う。
自分と年の変わらない子達は、沢山遊んでいるというのに
오빠オッパは働かないといけない。
오빠オッパはどれだけ辛かっただろうか…
なのに私は오빠オッパのお金で不良仲間と遊んでばかり。
家に帰らない日もあった。
私はどれだけ、心配をさせていたのだろう…

あの日だって、私は家に帰らなかった。
私が帰っていれば、何かが変わっていたかもしれない。
あんな事、起きていなかったかもしれない。
ガチャ_
貴女
貴女
ん、臭い、何の匂い??……赤い……え、血??
貴女
貴女
は?なんでこんなに血が??
テヒョン
テヒョン
……………
貴女
貴女
오빠??何して、
貴女
貴女
ぎゃぁぁぁぁ
そこには血だらけの오빠と同じく血だらけの男が転がっていた
貴女
貴女
は…오빠、何して、何してるの
テヒョン
テヒョン
………あなた
貴女
貴女
오빠??なんでこんなこと、
私が転がっている男の顔を見ると、それは오빠と親しくしていたジミン오빠だった
貴女
貴女
なんで、なんでジミン오빠を、
テヒョン
テヒョン
…許せなかった、ジミンは父さんと母さんを殺したんだ
貴女
貴女
は?え、どーゆうこと?
テヒョン
テヒョン
ジミンが父さんと母さんを轢き殺したんだよ、車で
テヒョン
テヒョン
まだ未成年なのに酒を飲んで、車を運転して、
貴女
貴女
そ、そんな訳
テヒョン
テヒョン
ないと思ったよ、最初はね
テヒョン
テヒョン
でも言ったんだ、ジミンが「テヒョンの父さんと母さんを殺したのは、俺だ」ってね
貴女
貴女
なんで今更、
テヒョン
テヒョン
留学する予定だったらしい、だから「思い残したくない」ってさ
テヒョン
テヒョン
酷いよね、人の親殺しといて「思い残したくない」って
テヒョン
テヒョン
最低だよ、人間としてどーなのかな、クズだよクズ
貴女
貴女
오빠…오빠!
貴女
貴女
ジミン오빠を許すことは出来ないけど、今の오빠はおかしいよ
貴女
貴女
なんで殺したりなんてしたの、
テヒョン
テヒョン
分かんないや、だって止められなかったんだもん
テヒョン
テヒョン
あなたにこんな思いさせて、普通の人生を歩ませてあげられなくなった……なんであなたがこんな思いしなきゃいけないの??ってね
テヒョン
テヒョン
俺はあなたさえいればいい、でも、あなたは俺とは違う
テヒョン
テヒョン
俺がいても、何かが足りないでしょ??
父さんと母さんの愛情がないから
テヒョン
テヒョン
……はは、シスコンすぎてキモイね笑
貴女
貴女
오빠……
テヒョン
テヒョン
ごめんね、殺人犯の妹になっちゃったね
貴女
貴女
오빠…
오빠、なんでそんな事言うの?
泣かないでよ、
テヒョン
テヒョン
俺、警察行かないから、世界中を逃げ回るよ
テヒョン
テヒョン
あー、俺もクズだなぁ、人のこと言えないや
貴女
貴女
……
テヒョン
テヒョン
元気でいるんだぞ〜、あー、夜更かしもあんまりするな、お肌によくないからなぁ〜
テヒョン
テヒョン
それから夜遊びもするな、오빠ずっと心配だったんだから…もっと自分を大切にして、俺みたいにならない様に、一生懸命生きるんだぞ
やだ、오빠、置いてかないで
오빠まで私を1人にしようとするの??
テヒョン
テヒョン
……泣くなよぉ、俺、殺人犯だからな?
貴女
貴女
知ってる…
テヒョン
テヒョン
あなた…사랑해愛してるよ
貴女
貴女
나도私も사랑해愛してる
テヒョン
テヒョン
んじゃ、またな、最後まで無責任な오빠でごめんな、
貴女
貴女
昔っからだから、もう慣れたよ…
テヒョン
テヒョン
そっか、立派に育ったなぁ
貴女
貴女
오빠のおかげでね
テヒョン
テヒョン
最後まで泣かせんなよ笑
貴女
貴女
勝手に泣いてるんでしょ
テヒョン
テヒョン
冷たいなぁ笑
テヒョン
テヒョン
そんなとこも好きだけど笑
貴女
貴女
知ってる笑
テヒョン
テヒョン
知ってんのかよ………ふぅ、んじゃ
テヒョン
テヒョン
またな
貴女
貴女
うん、またね
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まぁ、오빠が元気ならそれでいいです
私さ、彼氏が出来たんだ
すっごくカッコイイの、ウサギっぽくて、頼りになって、運動神経もよくて、なんでも出来ちゃう人
チョン・ジョングクって言うんだけどさ、
오빠の知り合いなんだね笑
グクは오빠が帰ってくるの、待ってますよ
もちろん私も待ってるけどね、
この想い届いてくれるかな
“오빠、제발 돌아와お願い 帰ってきて

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