目黒side
「だるっ」
朝起きて第一声がこれ
体を起こしたら一気に体が重くなってベットに逆戻り
「あたまいたいぃ」
「さむい、」
だるさに気づけば、一気に出てくる体の不調
やばいかも、
今日はダンス練習があるから、休んでらんないし、かといって手を抜いていいわけでもない
俺には全力でやるっていう一択しかないわけで
「いかないとっ」
なんとか思い体を起こして身支度をする
けど、息切れすごいし汗もすごいしで、いつもより倍の時間をかけて身支度は完了
「ご飯はいいや」
食欲ないしね
喉に絶対通らないもん
「あーもう行かないと」
時計を見ればマネの車が来るまであと5分くらい
いつもより時間がかかった分、ゆっくりする時間もなく家を出る
余裕持って出とかないと、道中、時間かかっちゃうかもだからね
「はよっ」
予想通りまたいつもの時間の倍以上をかけて車に到着
ドアを開ければメンバー皆乗っていた
ラウ「めめおはよー」ギュー
「うん、おはよ」
いつもやられるこの朝の件
いつもは可愛いななんて頭を撫でてやるけど、そんなんやる気力もなく
椅子にどかっと座り目を瞑る
らうには心配されたけど、ここに来るまでですっごい疲れたんだわ
少しばかり寝かせて欲しいなんて思いで俺は眠りについた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。