NA Side
きもち…?
どうゆうこと?
オッパは私のことを妹のように
いつも面倒をみてくれた
どうゆうこと?
知らなかった知らなかった
たまに不思議なことを言うなくらいにしか
思わなかった
嬉しい。…
(ガタッ
そのあとオッパが廊下を確認しても誰もいなかった
JM Side
さっきからこの調子
ここをホソクヒョンに任せて
僕はテヒョナを確認してこようかな
トイレって言ったから見にきたけどいないよ?
どこ行ったの?
そこには暗い廊下の隅で座り込んでる
テヒョンがいた
僕がそう言うと安心したのか
いきなり涙を流し始めた
僕は何度もそう言いながらテヒョンの背中をさすった
話を聞いてやろうと思ったけど
今聞くのはさすがにKYな気がした
だから僕は気晴らしに散歩に行こうと誘った
クリスマスの夜はイルミネーションで綺麗だった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。