赤の巫覡と青の皇帝
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平安時代、皇帝が病により急死し、民は流行り病や戦により飢饉に陥っていた時代、皇帝の死後、早急に次の皇帝を即位させよとの予言により冥冥の才を儀式により刻まれた齢10歳の第一皇子、「翔」が皇帝へ即位した。また、流行り病から人々を救うためには、神へ贄を供物すべしとの助言を受けた顧問により、反対する翔を抑え、巫女及び巫覡を選別するための、国内各地の神社に訪問に、翔を連れ出したという。
旅の途中、牛車をぬけだし小さな神社へ行き着いた翔は、そこで一人の巫覡と出会う。その巫覡の名は、魁杜という、顧問に見つかり、魁杜の容姿を見た顧問は、魁杜を神への供物と決め、宮へ連れ去った。魁杜へ一目惚れした翔は、儀式の最中に冥冥の才を使い、宮を脱走し魁杜へ想いを伝える。
巫覡 ふげき…男の巫女
顧問 こもん…皇帝に助言する人
ー 24,561文字
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update 5日前